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一般社団法人 神戸市視覚障害者福祉協会へようこそ

兵庫県神戸市中央区橘通3丁目4番1号 市立総合福祉センター内(2階)
TEL 078-371-6245


私たちは神戸市内で視力にハンディキャップを抱えながら、お互いに助け合い、励まし合い、心の目を繋ぎながら、明日に・未来に向かって楽しく活動している法人認可を受けた団体です。

本文開始

神戸市視協会報 第 104号


平成26年7月15日発行

一般社団法人 神戸市視覚障害者福祉協会


ご挨拶

会長 奥本 一夫


 盛夏の候、平素は当協会にご支援、ご協力をいただきまして誠に有難うございます。今、まさに梅雨のさ中ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
今年もはや上半期が過ぎました。先日の日盲連の全国大会(大分大会)や近畿ブロック協議会でも議題として出てくるのが、会員の減少と高齢化についてでありますが、早急の解決法が見つかりません。
当市視協も同様です。そんな中で私的な考えですが、これからの本部事業や各部の事業を金曜日以外、土・日・祝日にも開催し、学校・病院勤務の方にも入会、参加していただく事によって、会員増加が計られるのではないかと思うのです。どうか皆さんのお知り合いの方にも入会をお勧めいただき、当協会の存続をともに手を携えていこうではありませんか。
これから益々暑くなってまいりますがどうかお体に気をつけられ後半の事業に少しでも多く参加されますよう、お願い申し上げます。


(理事会において)

1.名簿については今年度より一般の方への発行はしないことに決定いたしました。必要な方は各支部長にお問い合わせください。 2.昨年から運営規則委員会を立ち上げその整備を進めておりました。
 その結果、今年度第1回理事会(6月6日)において、運営規則と選挙規程が一部修正の上可決成立いたしましたので、同日からこの規則と規定を遵守して会務を執行することとなりました。なお、運営規則・選挙規程の詳細をご希望される方は事務所まで連絡ください。


第3回平成25年度定時社員総会開催

 去る5月16日(金)午後1時30分より総合福祉センター第1・2研修室において来賓7名をお迎えして、社員61名、委任状129名で開かれました。議事に先立ちスポーツ部門で岡崎明美氏、川久保 榮氏、中原 眞理子氏、忠地 美栄子氏、小島 美佐子氏、文芸部門で森 鈴子氏がそれぞれ表彰されました。
 議長     今泉勝次(垂水)
 議事録署名人 今泉勝次 (垂水)・川久保 榮 (灘)
 資格審査員  折野八千代(兵庫)・岡崎明美 (須磨)を選出して
 1.前年度総会での決議処理報告
 2.平成25年度事業報告並びに決算報告、監査報告があり、審議がなされ原案通り承認されました。その後、要望提案として
(北区)  (イ)安全歩行に関する障害物の整理
     (ロ)音声血圧計の日常生活用具への認可   
     (ハ)病院内でのヘルパーの誘導や代筆    
       以上採択
(垂水区) (イ)音響信号機の設置
     (ロ)山陽電鉄駅の安全対策
 以上に関しては支部で動いて欲しいことを含めて採択し、理事会へ付託して終了しました。
(その他)会長から会員名簿作成に関して、電話番号など個人情報の流出のおそれもあり、その取り扱いをどうすればよいのか 皆様にご意見を聞き理事会にてもう一度検討するということですべての議案を承認可決され、16時終了しました。


平成25年度決算報告
収入総額10,081,072円
支出総額7,892,390円
差引残額2,188,682円

第67回全国盲人福祉大会開催される

副会長 福井照久


 第67回全国盲人福祉大会で団結が深まった。去る5月29日(木)~31日(土)の三日間、(ホルトホール大分)に於いて第67回全国盲人福祉大会(日盲連大分大会)が盛大に開催された。本会市視協からも奥本会長・福井・松本両副会長と嶽本事務局の4人が参加し視覚障害者が抱える悩みや諸問題を徹底討論してきた。話題の中心は同行援護の地域格差や運用のあり方、交通バリアフリーの進まない現状、野放し状態の無資格マッサージへの対策に多くの議論と時間が集中した。又新しい試みとして日盲連の将来像に付いてフリートークの場が設けられ活発に意見交換がなされた。大会のクライマックスは最終日、全国から約1500人が集まり日盲連の竹下会長から「障害者総合支援法と障害者差別解消法が制定されこれからいっそうの福祉の向上と社会参加を目指して頑張ろう」と力強い挨拶があった。

続いてこの大会のスローガンを記載します。

  • 作ろう  視覚障害者の新職業
  • 目指そう 安心安全なまちづくり
  • 進めよう 合理的配慮があたり前の社会
  • 許すな  無免許マッサージの横行

各区の報告

(東灘区)

5月 9日(金) ハイキング会  参加者11名   (於)王子動物園
 たくさんの小学生がいて賑やかでした。パンダを見ました。


(灘 区)

4月 4日(金)花見 参加者20名  (於)王子地域福祉センター
6月27日(金) カラオケ交流会 参加者12名    (於)千山荘 


(垂水区)

5月 9日(金) 第11回基礎から学ぶ料理教室 参加者9名
       レシピ 「クラムチャウダー」  
5月28日(水) 春の交通安全総点検 参加者3名
                   (於)千代ヶ岡小学校周辺
 上高丸1丁目の信号機を音響式にして欲しい、歩道上の電柱にカバーを付けて欲しい、小学校裏門の階段の段差を弱視者が見やすいようにして欲しいなどを要望。


(中央区) 

5月25日(日)社会見学      しあわせの村から~森林植物園


(兵庫区) 

4月10日(木)文化部 手芸教室 「折り紙」(於)身障センター 
4月24日(木) 女性部 研修会 参加者25名(会員14名)
         (於)しい茸ランド かさや ・パティシエ小山
 久しぶりにしい茸狩りに行き、バーベキューを楽しみました。パティシエ小山はのんびりとした場所にきれいな色のマカロンやチョコレート・バウムクーヘンなどのおしゃれなお店があちらこちらに有り、自由に回りました。
6月12日(木)文化部  兵庫区歴史散歩   参加者 7名


(北 区) 

4月 4日(金) 花見 参加者 20名      (於)明石公園
5月23日(金) 日帰り研修旅行 参加者 27名 (於)伊勢方面  
6月20日(金) カラオケ大会 参加者20名   (於)花とおじさん


(長田区)

5月 9日(金) 日帰り研修旅行 (於)京都府舞鶴引揚記念館・他
「岸壁の母」の舞台となった舞鶴引揚記念館。終戦当時、外地に残された兵士660万人を帰国させるために全国に18港の引揚港が設置され、舞鶴港もその一つで、主に旧満州、朝鮮、シベリアからの引揚者を迎える港となった。戦争の傷跡は70年近くたった今も決して消えない。
6月13日(金) 敬老治療奉仕 施術者10名  利用者  35名


各部の報告

体育部

部長 岡崎 明美


4月13日(日)兵庫県視覚障害者スポーツ連盟総会
(於)総合福祉センター
5月25日(日)第52回近畿視覚障害者グランドソフトボール大会兼第14回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技近畿地区予選会               (於)大阪市下福島運動公園
  1回戦 京都府対神戸市 2対4で神戸市。
 2回戦 滋賀県対神戸市 6対2で滋賀県。 神戸市は総合3位。


女性部

部長 折野八千代


4月11日(金)代議員総会        (於) 総合福祉センター
 各区女性部の活動報告をしました。      
5月30日(金) 野外研修会 北野工房のまちと中華料理「萬寿殿」参加者101名(会員56名)
元小学校の校舎を活用したレトロな建物に職人の技を残す神戸ブランド21工房が入り、ファッション・グルメ・ビューティ等、毎日シティーループや観光バスが出たり入ったりと神戸の観光スポットになっています。お昼は中華のランチを。あちらこちらのテーブルからにぎあう声が聞こえていました。
6月27日(金) 支部女性部懇談会(於)苔谷公園コミュニティセンター
 普段の生活で困っていること、視覚障害者が使って便利なユニバーサル製品についての情報交換など。


あはき部

部長 沖  博


5月16日(金) 代議員総会  (於)総合福祉センター


音楽部

部長 小林 紀代


4月18日(金) 歌の集い 参加者15名 (於)東部在宅福祉センター
 春うららの温かい日でしたが・・・ほかの行事とも重なったせいか15人ほどと少ない参加者になりました。でもいろんな曲を時間一杯に歌い、楽しい一時でした。


青年部

部長 佐々木文孝


6月6日(金) スマートフォン体験セミナー 参加者14名
 参加者1人1人がスマホを持ち、NTTドコモサポートセンターから来られた5名の方から説明を受けた。


老人部

部長 小谷 照子


6月12日(木)~13日(金)1泊研修旅行 参加者22名 湯村温泉方面 
 今年の旅行のコンセプトは「近場でゆっくり研修」。大河内発電所では夜間の余剰電力で水を上のダムへ組み上げる「揚水式水力発電」コウノトリの郷公園では自然保護、山陰海岸ジオパーク館では日本列島の成り立ちについて学習した。


情報いろいろ

盲人用具より

「テレビが聞ける」ラジオ 価格2万9000円
テレビ音声(ワンセグ)とAM・FMラジオを受信。緊急地震速報に対応。操作を音声で読み上げ。操作ボタンに点字表示。営業の方が配達・操作説明・設置までしてくださるので安心です。日常生活(情報機器)で対応できます。
詳しくは事務所までお問い合わせください。


新五千円札

識別しやすくなった5千円札が平成26年5月12日から発行されました。違いは表面左下にあるホログラムに貼られている透明シールの大きさをおよそ1.7倍に拡大し、形を楕円形から角を丸くした長方形に変更されました。これによって透明シールが楕円形の一万円札と触った時の違いが感じやすくなりました。


 第40回全国盲人文芸大会作品募集

(応募方法)
作品の種類は「短歌」「俳句」「川柳」「随想・随筆」の4部門とし、自作、未発表の作品です。短歌、俳句、川柳は、一人3首又は3句以内。随想・随筆は、点字の場合1行32マス250行以内、墨字の場合400字詰原稿用紙10枚以内。
川柳の課題は「掃除」と「幸せ」となっております。締め切りは7月31日(当日消印有効)で、昨年同様1ヶ月早くなりました。問い合わせは事務所まで。


神戸から始まった(29)

「ハンドメイド紳士服―柴田音吉洋服店

1883(明治16)年創業、日本人初のテーラーとして初代の柴田音吉さんが元町に店を構えて130年余り。明治天皇や伊藤博文らの洋服を仕立てた。近年スーツ業界では軽量化がテーマだが同社では1960年にいち早く盛夏用の服で軽さを追求した「クールスーツ」を作ったという。


☆お知らせ☆

○市営地下鉄「湊川公園駅」エレベーター使用停止のお知らせ

 期間:平成26年7月1日(火)~8月29日(金)まで(予定)
 市営地下鉄 「湊川公園駅」西改札のエレベーター(1号機 地上階~西改札階)と(2号機 西改札階~ホーム階)が工事の為、使用できません。東改札のエレベーターは使用できます。


○市視協事務所のお盆休みは8月13日(水)~15日(金)までです。

 (休み中の電話は、転送になります。)


○日盲連の新しい情報や神戸市視協の情報が自宅の電話で聞けます。

0570-02-1802に掛けて、音声ガイダンスの通りに番号をプッシュ。


○ホームページアドレス

4月号でお知らせしたのが間違っていました。正しくは http://kobe-sisikyo.eek.jp/です。申し訳ありません。


○敬老奉仕実施

 9月の敬老月間に私たち会員の中で、マッサージの有資格者が力を合わせ高齢者に感謝と尊敬の気持ちを込めて無料でマッサージの奉仕活動を実施いたします。大半の支部では9月12日(金)の実施となりますが、会場確保の都合から多少前後して実施される支部もあります。毎年お年寄りから待ち望まれとても喜ばれている事業です。

(実施日)
  9月12日(金)東灘区・灘区・北区・長田区・垂水区・西区  
 10月17日(金)兵庫区


【編集後記】                       

広報部長 坂東 順治


会員の皆様こんにちは、坂東順治です。
日頃は、会報の発行にあたりいろいろとお世話になりまして、厚くお礼を申し上げます。今年も、皆様のご支援とご協力を、よろしくお願い申し上げます。今年の夏も真夏日の日が多いみたいなので。皆様、うまく工夫して乗り切ってくださいね。


神戸市視協会報  第104号
発行日平成26年7月15日
発行者一般社団法人 神戸市視覚障害者福祉協会
会  長  奥本 一夫
編集者広報部長  坂東 順治
発行所〒650-0016神戸市中央区橘通3丁目4-1
  (市立総合福祉センター内)
TEL(078)371-6245
  (078)341-2897
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